足底筋膜炎
足底筋膜炎は、足裏の痛みの中でも代表的な症状です。
足底腱膜とは、踵から、足裏の指の付け根まで伸びる筋膜が炎症を起こしている状態です。
「起床時の一歩目が痛い」
「長時間座った後の歩きはじめで痛む」
などが特徴的な訴えです。
足底腱膜が付着する踵の前方に痛みを訴える場合が多く、症状が長引くと、足底腱膜が踵骨を引っ張り、引っ張られた部分が棘になる踵骨棘へと進行することもあります。
足底筋膜炎の原因
足底腱膜は、着地をする時や蹴り出す時に伸びてバネのような働きをする筋膜です。
長距離マラソンやジャンプを繰り返す競技のような繰り返す足底腱膜への負荷や、肥満体型で重い体重による負荷などが原因となります。
また、扁平足やハイアーチなどの足底アーチの崩れも原因となることが多いようで、中高年の女性に多い障害です。
インソールによって、アーチを支えてあげることで痛みが緩和されます。